
施主検査は必要ですか?①【準備した物と見つけた不具合・ismart編】

引っ越してから7ヶ月が経過しました。
我が家は、引き渡し前の完了検査でチェックされた不具合のアフター工事が実は今でも続いています。
建具類はご存知の通り、フィリピンから輸送されてくるため発注しても1か月ほどかかります。何か不具合あっても、すぐに交換は難しいデメリットもありますが、私個人的には”とことん直してくれる”そんな一条工務店の姿勢が素敵だなと思います!
そんな我が家では、一条工務店の方々の完了検査のあとに施主による施主検査をさせていただきました。不具合は事前にチェックされてるところもありますが、私から見て手直ししてほしいところをお伝えしておきました。
男性の方でしたらもっと詳しく見るのでしょうけど、女性・主婦目線での施主検査でしたので、皆さん期待するほど詳しくないです(笑)
そんな我が家の、施主検査の様子をつづりたいと思います。今日は前編①です。
今年2月に完了検査が行われました。
目次
完了検査・竣工検査って?
大工工事や電気工事などクロスも全て貼り終わると、一条工務店の営業さんや監督さんが来られて数人で不具合などないかチェックをします。
それを、竣工検査もしくは完了検査というそうです。
我が家の時は、引き渡しが2016年3月1日、完了検査日が2月2日でした。完了検査後には、住宅完成内覧会(オープンハウス)も予定されていました。
工期に余裕があるかないかにもよると思いますが、我が家の場合は引き渡しまで1か月の余裕がありました。その間に、施主検査をさせていただきました。
完了検査の実態
一条工務店の皆さんが我が家に来て、工事完了検査が行われたのが2月2日でした。
真冬です・・・・遠路はるばるから営業さんがきて(展示場から我が家まで110㎞もあります)オープンハウスも控えていたので、応援に他の展示場のスタッフの方たちも応援に来てくれました。
我が家の駐車場スペースには7台もの車!(田舎故に雪が積もってますが、駐車スペースが割とあるという(笑))
この日は、一条工務店の方たちでの検査となるので施主は入れませんでした。
私は、遠くから不審者のように家に集う一条アスリートたちの車を見てました(笑)
完了検査は実際は見ることはできませんが、くまなくチェックするようです。
検査後の我が家は、マスキングテープだらけでビックリ!手の届かない吹き抜けのクロスもチェックされていて、どうやってチェックしたのか聞いてみると、脚立に上がってクロスも触って飛び出たり継ぎ目がおかしくないか?調べていったそうです。
もちろん、建具類や工事中に傷がついた部分もマスキングテープが貼られています。
複数の方でチェックされて、それを監督が図面に落としてまとめて、各業者さんに修理の依頼をするという運びでした。
施主検査のポイントと準備したもの
施主検査をするにあたって、事前に営業さんに「自分でも不具合がないか確認したい」とお伝えしていました。
工期の予定と引き渡しの予定、ハウスクリーニングやローン実行までの準備など引き渡しまでに施主が動かなければならないことがあります。
一条工務店の方の完了検査は必ず行われますが、施主の私たちが行う施主検査の有無は私たちが決めることなので、自分達でも確認してみたいと思う方は事前に営業さんや監督さんにお伝えしとくと工期も組みやすいと思います。
突然伝えても、営業さんも監督さんも予定があったりと日程調整が難しいので事前にお伝えすることをおススメします。
あと、営業さんに事前に説明されたことは
”今の出来上がりが完成と思わないでください。これから手直しやクリーニングが入ります。直しが必要な個所はいろいろあります”
でした。引き渡しの時が完成形なので、今回やろうとする施主検査の時点ではまだ未完成なのです。
必要物品
- 図面のコピー
- 図面のコピーを挟める台紙やバインダーなど(片手に図面になると思うので、バインダーのようなものがあると便利!100均の出番です!)
- 付箋やマスキングテープ
- 筆記用具
- メジャー
- カメラ
- 眼鏡(遠くから見るのもポイントです。後ほど理由が出てきます!)
見つけた不具合の一例
ブログに載せるのは一部になりますが、私がチェックして見つけた不具合を載せたいと思います。
スリットスライダーのズレです。前後しているのがわかるでしょうか?ずれていて、ピシッと閉まりませんでした。
建具ごと、取り換え対象になり、取り換えてもらいましたが今度は閉まらないという・・・木材故に同じ商品を頼んでも木材のふくらみによってちょっとした変化がでてしまうんですよね。
これは、現在も調整中です。
和室を裏側から見てみると、マグネットが重なり合わず片方の扉が閉まりません。
→大工さん直してくれました!裏面からみてみることもおススメです。
見てわかりますか?換気扇と壁につながる部分。右上の部分隙間が気になりました
→コーキングで補修しました。隙間なくなりスッキリ。
カップボードを開けてみると、硬さがありました。隣の扉と干渉して擦れる感じがありました。
→少し軽くしてもらいました。擦れなくなりました!
この3点だけではないですが、何か所か凹みや傷が見られました。
完了検査の時に、営業さんや監督さんたちがチェックしてる箇所と重複するところもありますが、私が見て触って改善してほしいところを、図面に書いて監督へ依頼しました。
ハイドロテクトタイルです。鳥の糞?と思いましたがこれは、タイルに使うものが付着したようで後ほどクリーニングされてました。
外側、タイルもチェックしましたがなにせ2月で雪も積もっていたので、見えるところしか見てません。
施主検査のポイント
引き渡し前で、工期に若干の余裕もあったので検査後の補修が引き渡しまでにおおよそ終わってました。
引っ越しのあとでは、家具類も増えますし生活に追われて確認する時間もなかったかなと思います。
1、遠くから全体を見る!
家具も何も入ってない状態なので、例えばカップボードやワイドカウンターを遠くから見てみることをおススメします。
よーく見ると、引き出しがずれていたり、側面の天板が沿っていたりします。
引き出しの調整もできるので、ズレてる感じやピシッと閉まってない場所は要チェックです。
2、引き出しや扉はすべて開けて閉めてみる!
これ、結構勇気がいります。なにせ自分の家になるとはいえ、引き出し開けたり閉めたりだけでも、緊張しました(笑)
壊したらどーしよーーーとか思いながら恐る恐る開けていたのを思い出します。
いちいち営業さんに開けていいか聞いていた、私です(笑)
開けたり閉めたり、閉じたりすることで使用感がわかります。
我が家の場合は、カップボードが硬く感じたので修理の依頼をしました。
3、クロスの確認!
我が家のクロスは隙間もわからないくらいに貼っていたかな?と思いますが、こうやって数か月たつとつなぎめがわかってきます。
特に、ノリの付着が気になるところです。
黒っぽいクロスですとノリの付着が見てすぐわかりますが、白いクロスだとわかりにくいです。
クロスも触ってみたり凹凸の有無を確認します。
クロスに関していうと、数か月たつとノリや汚れが当時見えなかったものが出てきたりします。2年目点検の時に気になる場所は張り替えの予定です。
4、電源を入れてみる!
照明類の電源を入れてみました。
ホタルスイッチやらパイロットやら当時の私には???状態でしたが、とりあえず押せるスイッチは押してました(笑)
5、トイレの確認!
誰も使ってはいないと思いますが、トイレに使用感がないか確認しました。
勝手に使われるの嫌ですよね!
まとめ
- 工期や時間に余裕あれば事前に、施主でも仕上がりのチェックをしたいことをお伝えするのがオススメ
- 施主検査をすることで、引き渡しまでに補修がほぼされるので仕上がりの再確認ができます
- 不具合は写真に収めましょう。この頃実は直ってなかったんじゃ?と思う箇所もあり、当時の記憶を呼ぼ起こすのにおススメ
- 完了検査や施主検査のあと、どこをどう直したのか引き渡しまでに説明してもらえるとよりベター(我が家これがなかったので後悔!)
施主検査には、日曜日だったこともあり営業さんが来て一緒に見てもらいました。引き渡しまでにハウスクリーニングも控えていたので、主に大きな傷や不具合をチェックしましたが、それでも3時間かかりました(笑)
引き渡し後だと、補修や修理も日程が合わせるのが大変だったりするので、施主検査に興味のある方は時間に余裕をもって監督さんや営業さんにお伝えしておくことをおすすめします!
我が家は、いまだにアフター工事進行形ですが、とことん直してくれる姿勢に感謝しています。
一条工務店でお家を建ててよかった☆
そんなマイホームです☆彡

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