北の国のismart

一条工務店のismartに2016年3月から入居中。北海道の雪国暮らし☆ 看護師しつつずぼら主婦の2児のママ。お家のお手入れやお掃除・収納メインに綴っています※無断でのブログ内容の引用や転載はご遠慮ください※

一条工務店 住み心地

屋根に積もった雪はどうする?初めての雪庇落とし&バルコニーの雪下ろし

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私の住む街は豪雪地帯のはずですが、今年は雪が少ないのです。

去年の今頃は、内覧会前の準備をしていたり、すでに家の前を排雪業者さんで排雪していただいたり、屋根の雪庇(せっぴ)も落としてもらってました。

今年は、排雪業者さんにお願いしなくてもいいくらいな雪の量。それはそれでありがたいですが、それでも積もるものは積もっているので今日は屋根の雪庇落としについて綴りたいと思います☆

一条工務店のお家の屋根は、地域ごとの積雪量から耐雪荷重を計算した屋根の構造と説明を受けました。

何度も”屋根の雪下ろしは必要ありませんか?”と聞いていた道産子の私です。屋根の雪下ろしが必要ない理由が構造にあるようです。

なので、屋根に上がって雪を降ろす作業はいりません。しかし、雪庇を落とす作業は必要になります!

我が家はこの雪庇落としにチャレンジ&バルコニーにも雪がかなり積もったので雪下ろしをしました。

その時の様子をつづりたいと思います。

 

雪庇(せっぴ)とは?

雪庇は北海道ではなじみの言葉ですが、雪の降らない地域のかたはなんて読むの?ですよね。

せっぴ

と言います。

雪庇とは

雪庇(せっぴ)とは、のかぶった尾根山頂などに、が一方方向に吹き、風下方向にできる雪の塊である。放置すると、自重に負けて崩落するまで際限なく大きくなる。近年では無落雪建築の増加などにより、降雪量が多い地域で住宅の屋根のへりに雪庇が出来ることが多い。放置すると山の雪庇と同様崩落して、通行人や家財に被害を及ぼすことがある。

Wikipediaより引用

フラットな屋根のため、屋根の端に雪が風下に垂れ下がります。外気温も低いので溶けることはなく、放っておくと雪庇が大きくなって落雪してしまい、窓にぶつかったり道路面に面していたら通行人におちたら大変なことになります・・・

なので、早め早めの雪庇落とし、雪庇対策は必要です!豪雪地帯の地域ならではかもしれませんが、小学校の通学ルートの危ない落雪場所をプリントで配布されたりします。

2016年・引き渡し前の雪庇

昨年の今頃は我が家は、竣工検査でした。その時に営業さんが雪庇を落としてくれました。

画像は昨年の1月の画像です。風向きにもよりますが、風下の方に雪の塊ができてしまいます。

2階の窓部分に雪が被りそうですね・・・・(*_*)

2017年の雪庇

今年の雪庇です。昨年と比べると半分もないくらいの雪です。

気温はマイナス10度以下と寒い日が多いですが、雪がなぜか降らない!今年の気候はちょっと変ですね。

(そんなこと言っていたらどっさり降りそう・・・(笑))

先日、天候もよく子供の冬休みの思い出!?としてお兄ちゃんと雪庇棒を購入し、我が家の雪庇落としをしました~

 

雪庇棒のサイズはいろいろあります

ホームセンターにって驚いたことが、雪庇棒のサイズや形態がいろいろあるんですよね。

長さが2m~長くて6.7m

伸びたり縮んだり、固定の長さだったり。

何メートル買えば屋根まで届くのかわからず、営業さんに確認すると

6.3mの雪庇棒が必要です

・・・・・

6.3m・・・・・

ちょうどよい長さもなく、我が家は6mを購入しました。積雪分の雪もあるので雪の上からの雪庇落としなら問題ないと思いました。

ホームセンターのおじさんに聞いてみたところ、「女性が扱うなら雪庇落としの刃の部分がコンパクトの方が重量も軽くていいですよ~」ということで、刃先もコンパクトサイズを購入です

お値段6000円ちょいでした☆

↓こちらが購入した雪庇棒です

 

スノードロッパーSLという商品。つなげて伸ばして6mほど伸びます。

 

 

親子で雪庇落としに挑戦

主人の帰りを待つと夜になるので、ここは天気のいい日を狙わなけばなりません!

女性でもできるのか?と少しは不安ありましたが(笑)6年生の男の子がいれば安心と思い、私と息子で伸ばした6mの棒を持ち上げます

が・・・・

6mの棒なんて持ったことなくて、持ち上げた瞬間なぜか笑い出す息子。

私も笑いにつられ、笑い出してしまいお腹に力が入らなーい!

ご近所さんの注目の的に違いない・・・・(笑)

重さはそう感じませんが、首がつりそうなのと持ち上げるまでに力が必要です。

女性一人でも持ち上げは可能と思いますが、ぐらっとくると危ないので雪庇落としは最低二人ので行った方が安全と思いました。

時間は10分ほどでこの面の雪庇落としは完了です。

えいえい!っと突っつくと、どさっと一気に落雪したので雪庇の真下にいると危険です!斜め前方の雪庇をすこ~しずつ突っついて落とすのがポイントでした。

時間が経過してしまうと、雪質も硬くなると思うので早め早めの雪庇落としをオススメします☆

バルコニーの積雪

我が家にはバルコニーが3か所あります。

北側と南側にあります。バルコニーは、夏場の涼む場所だったり、天体観測のために設置しました☆

夏は問題ないですが、冬はここに雪が積もります。

見て見ぬふりしていた積雪・・・・

 

かなーり積もりましたね(笑)窓を開けてビックリです!

トリプルガラスの断熱の性能がいいので、窓側の雪が溶けていません。

こちらの雪も積もり切らないうちに定期的に雪下ろしが必要ですね。

この冬網戸は外さないで様子みていたので、網戸が積雪で影響でるのかな?と心配はしていました。

さすがにここまでくると、雪下ろしは必要です☆

雨樋の凍結防止ドレインヒーター

北海道仕様?なのかはわかりませんが、バルコニーからの雨樋に冬期間はドレインヒーターが入ります。

雨樋に熱線が通っていて、冬期間は一定気温に下がると作動してヒーターがはいり管内の凍結防止をしてくれます。

管の外は大きなつららができます☆

ドレインヒーターの部分だけ雪が溶けています。

冬期間になると、スイッチを入れて作動させます。

室内側にスイッチがつきます。

まとめ

  • 雪庇(せっぴ)落としは、早め早めの対応を
  • 雪庇落としは、二人で作業した方が安全です!
  • バルコニーの雪降ろしは、雪を落とす場所を考えて設計するがベストです。落とす場所がないと、住んでから失敗した~なんてことになります。
  • 積雪が見込まれる地域にお住まいの方は、積雪と雪下ろしも考慮して打ち合わせを進めるといいかなと思います!

今年は雪が少なめです。それでも降るものは降ってくるので、四季のある暮らしを楽しみつつ室内はポカポカな生活を楽しんでいます☆

 


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