
北海道の雪庇(せっぴ)問題【一条工務店の場合①】

こんばんは☆
冷え込みの厳しい日々が続きます。
こちら北海道の寒冷地。現在2018年2月1日23時の外気温がなんと
マイナス15.5度
室温23.3度あります。
室内と室外の温度差なんと
38.8度( ゚Д゚)
こんやもしバレる日々。今年は氷点下10度以下になることがおおく、雪も例年通り降るため屋根にできる雪庇(せっぴ)が目立ちます。
この雪庇・せっぴに苦戦しているのは我が家だけではないはず・・・
昨日インスタグラムに雪庇の様子をアップして、何かいい対処方法がないのか?と一条工務店のホームページの”なんでも相談室”に相談しました。
私個人的には、雪庇止めを標準化またはオプションで選択できたらいいのになと思います。
北海道の暮らし
住んでみて、分かる冬の大変さ
北海道の暮らしの方から、メールやコメントをたくさんいただきました!
自分だけで悩んでいるのではなくて、ほっと安心☆
我が家の雪庇は少ない方と思います、もっと雪庇あるお宅ありますよね?
相談室に相談してから、一条工務店の方が雪庇の様子を視察してくれたりきっと何らかの対処方法が提示されると追うので、またアップしたいと思います。
目次
一条工務店と北海道の歴史
一条工務店が北海道に進出して、10年ほど経過しますよね。
北海道に進出して、家は性能・高気密・高断熱をうたい文句にしていますがさて、皆さんの住み心地はどうでしょうか?
我が家は、常時室温が23~24度ほどあり快適な暮らしを送っています。
トイレもお風呂も寒いと思ったこともなく、吹き抜けのある暮らしだからこそ2階も1階も暖かいような気もしてなりません☆
実際に住んでみて、光熱費が高い!と思う方もいると思います。
そして何より一番は、一条工務店に限らないですが、冬場は
”雪庇・せっぴ落としが非常に大変!”
なんです。女性一人で、私は雪庇・せっぴを落としていますが、翌日は首がムチウチになります。
さて、せっぴの説明は打ち合わせのときに皆さん設計士さんから説明を受けましたか?
どんな風に受けたでしょうか?
雪庇・せっぴを落とさなければならない理由
打ち合わせの時に、雪庇・せっぴを落とさなければなりませんと説明を皆さん受けていると思います。
私も、雪庇のプリントを見せてもらい、
”窓ガラスが危ないので適宜落としましょう”
”つっつけば簡単に落ちますよ!”
と、設計士さんから説明してもらい
「簡単なんだ!」と思いました・・・
北海道生まれ・北海道育ちのゆきたんは実は、一条工務店のお家に住むまで雪庇を落としたことがありません。
私が産まれた昭和後期((笑)は、フラット屋根は実に珍しく、雪が積もっても落雪するような設計の屋根です。
勾配がついているんです。自分がマイホームを建てる時、初めてフラット屋根の有意義さを一条工務店さんに教えてもらって、フラット屋根に決めました!
窓ガラスを割らないために、雪庇を落とす!
そこが印象的でした。
入居後3年・室外機の上は雪庇の山
昨年は降雪量も少なく雪庇を落としたのは、実に2回くらいかな・・・
今年は例年通りの降雪量であり、外気温がかなり低いです。
2階建ての我が家は雪庇を落とさなければならなく、雪庇を2週間に一度ほど落としています。
私一人で落としています!
女性一人で落とせるのか?
と聞かれると正直、危険です
雪の塊を鋭い棒でつっついて、雪の断面を切って落とす
この落ちる幅が予想つかず、大きい時で1mほどの雪の塊が落下します。雪庇棒を伝って落ちることもあり
自爆することも多々あります。
命がけなんですよーーーーー
設計士さんに、簡単に落とせます!と言われて鵜呑みにした自分がかなり悔やまれる・・・
ぜんぜーん楽でないです!
命がけですよ~
過去に眼鏡に雪山が直撃して、眼鏡を壊した経験もあったり、女性一人は危ないのでご主人など複数で、雪庇落としをされると安全と思います。
これって、雪庇を落としたことある人でないとわからない現状・・・
我が家の愛用雪庇棒
我が家は、金象印の雪庇棒を愛用しています☆
ホーマックで購入しました。女性でも扱いやすい物をホーマックのおじさんに教えてもらい購入です。
実際ホーマックなどホームセンターで実物さわれるので、手に取ってあうものを購入してみたくださいね。
こちら、4~6mほど伸びます。
1.85㎏のものですが、6mほど伸ばすと1.85kgの重さも数倍に感じます
そして、先端がユラユラするのでとっても危ない・・・隣家が近いと直撃するかもしれません。
しっかり力強い男性の腕☆必要ですよ
室外機の上の雪庇
我が家の室外機は東面の雪庇ができる面に3台並んでいます。
実は、雪庇を家の保護のために降ろすようにいされても、実際落としていて思うが
室外機に直撃・・・・
なんですよ( ;∀;)
これって、設計上問題なかったんでしょうか?
設計士さんに当時を思い出して質問してみたいともいます☆
雪庇側に室外機を設置するのは、設計上の問題???
ふと、疑問に思いました。
我が家は、雪庇ができない北側があり、そこにはバルコニーがあるためその下にもっていけば室外機に雪が直撃することもありません。
実は打ち合わせの時に、図面でもバルコニーの下に室外機がある図面もありました。
しかし、設計士さんのアドバイスで見た目の問題で、雪庇のできる東面に室外機を持っていくことになりました。
振り返ると、室外機と雪庇の関係については一切触れていず、住んでみて失敗したポイントの一つ
インスタグラムでコメントを頂くと、設計士・営業さんで住む地域の雪庇ができる方向を調べておいてくれたりする一条工務店の方もいるので
打ち合わせ中の方は、ぜひ冬場雪庇がどの方向にできやすいのか検討してもらうといいかと思います。
要は、設計士さんの北国の情報量と力量なのかな・・・と思いました。
まとめ
- 寒冷地・北海道仕様に雪庇止めや雪庇カッターを標準化またはオプション化してほしい
- 北海道の雪国の場合、雪庇のできる面に室外機を設置するのは避けましょう(この先何十年も雪庇落としはできません!)
- 雪庇落としは命がけです
- 営業さんや設計士さんに、雪庇のできる面を調べておいてもらいましょう
北海道の一条工務店の社員の方で、一条工務店のお家に実際住んでいる方は非常に少ないです。
皆さん打ち合わせなどで、スタッフの方にギャップを感じたことありませんか?
私、打ち合わせ~工事が始まってからギャップ感じることが多くて、担当の方に北海道の暮らしっぷりをお話したことが何度もあります。
家の中は快適で、どの部屋も23~24度キープ!
住み心地はとってもいいですよ☆
しかし、
実際、監督さんに
「北海道すごい雪ですよね・・・」
って、言われたら不安になるの私だけ?(笑)
毎年、例年の降雪ですよ・・・って突っ込みたくなる私・・・・この暮らしが北海道の暮らし・・・
そんな北海道のアイスマート2
施主の声で、もっと改善する北海道仕様になると信じて、皆さんの声を一条工務店に発信できたらいいなと思います☆彡