
北海道胆振東部地震【一条工務店・太陽光発電無し・地震直後の実際】

2018年9月7日AM3時8分
準夜勤を終えて、シャワーに入っていました。
頭も洗い終わって、お風呂掃除でもして上がろうかな・・・・と思ったその時ぐらっと揺れて
一瞬、「めまいだ!」と思ったのですが2階から子供たちの悲鳴が聞こえて地震だとすぐに気づきました。
全身びしょ濡れ、体を拭く余裕もなくリビングへ。カップボート(食器棚)の引き出しはフルオープン、家電収納(一条工務店オプションで家電を収納)の一番下がキャスター付きのゴミ箱ですが飛び出してきていて
揺れの大きさがわかりました。
Instagramより写真を引用しました
一番ひどかったのが
水槽
でした。水槽のお水のほとんどが床にあふれこぼれてしまい、ルンバがびしょ濡れになってしまいました。
裸のまま停電になり、地震がおさまり、私は体を拭くことも忘れそうになりパジャマ姿になりました。
停電から、42時間後の9月7日の22時15分頃に電気が我が家にも供給されました。
北海道に巨大地震
北海道は、台風が来ても熱帯低気圧に変化してることも多く、地震もめったに来ません。
しかし我が家は活断層近くに住んでいるので、
「いずれは巨大地震が来る」
ことは、認識していましたが10年先・・・とか漠然に思っていました。
私の住む街は、断水はありませんでした。
停電は地震発生直後より42時間停電していました。
巨大地震が来た時、停電で何が一番必要なのか考えてみました
まずは身を守る
まずは安全の確保ですよね。
地震はいつ起きるか予見できません。寝室での地震は物の落下があったとしても防ぎようがありません。
寝室で布団周りに落下して危ないものは置かないようにしています。
今回盲点だったのが、マキタの掃除機がスタンドに立てかけているだけだったので思いっきり倒れました。
ちょっと場所が違えば子供に直撃だったな・・・とヒヤッとしました。
窓際に、小物とか私の場合は花瓶を置いたりしますが、そういったインテリアで素敵と思っても地震と際は危険を伴います。
今回私の住む街は、震度5弱でしたが窓際には、花瓶・お香立て・・・・などなどもれなく置いていましたが、落下することはありませんでした。
寝る場所の体より上の場所には物を置かない
これが一番!
灯りの確保
私は入浴中でしたので、リビングのテレビもつけっぱなしでした。
テレビは地震発生後まもなく停電になりまっくら。
そんなとき、一番活躍したものが
ニトリのLEDセンサーライト
停電になって、
「どこ?」「みんなどこにいるの?」
にはなりませんでした。
オープンステア(階段)の下にコンセントがありそこに、ニトリのLEDセンサーライトがあります。
センサーで反応し充電されているので、停電の際もセンサーが反応してあかりが保てます。
Instagramでもご紹介させていただきました。店頭には在庫が無いところもありますが、ネットショップでは購入できそうです。
フル充電で連続10時間使えます。懐中電灯としても持ち歩けるので、足元を照らすだけではなくて、ホルダーから取り外して懐中電灯としても使えます。結構明るいです!
我が家はこれ一台あったおかげで家族全員顔を確認することができて、小1娘一人で寝ていましたがすぐに起きて私は一階、子供達と主人は2階で顔を確認することができました。
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楽天にニトリのものと似た商品ありました。
寝室には、無印良品の LED持ち運びできるあかり があります。(2018年9月9日現在ネットストア在庫なし)
こちらも非常時には大助かり!つねに充電器の上にあるので、コードレスで持ち運びが可能です。明るさもほんのりしていて、お部屋の中が子供にも優しい明るさです。
枕元で普段から娘の寝かしつけはこのあかりを使っています。
停電の際は、2階はこれ一つで明かりを保ちました。
持ち歩けて、好きな場所に置けるのがオススメです。
懐中電灯は、玄関に置いてい有るので、まずは手元にある明かりで懐中電灯を探しに行きます。
我が家の場合は、懐中電灯を探すことは最後の手段でした。
手元にいつでも持ち歩ける明かり
これ一つあると、地震→停電となった場合、不安が少しでも解消されます。
スマホの充電もできる照明ですが、こちらのColemanの2パネルランタン。こちらは、単一電池4本で取りはずして照明としても使えたり、USBもついていてスマホなどの充電も可能です。
いざという時に役立ちます☆
水の確保
我が家は断水はしませんでしが、地震発生後は断水の可能性もあるだろうと思っていました。
まずは、お風呂に水を溜めました。
飲料水は、ウォーターサーバーのアクアクララがあったため、12リットル×2本あり水分は大丈夫。
断水になると、トイレが心配ですがアラウーノは9V電池で排水が可能になるため電池はトイレに忍ばせて起きました。
排水はできるけど、アラウーノの場合は給水ができないので、バケツでお水を補充する必要上がります。
今回断水は避けられたので、普通のタンク式トイレは通常通り使えました。
排水をしても給水は可能です。42時間の停電でもトイレは問題なく使えました。
いま時代の進化型トイレもいいですが、停電になったらどの程度使えるのか?
今後お家を建てる方はチェックが必要です。
エコキュートは使えたの?
オール電化住宅です。
停電で、エコキュート(給湯器)は使えませんが、タンクにたまっているお湯は使えました。
恐る恐る浴室でお湯を出してみたのですが
停電でもお湯が出る!!!!
蛇口のサーモでお湯の温度を調整していると思いますが、お湯は出たので節水しながら日中の明るいうちに家族でシャワー浴びれました!
私が夜勤のあと、シャワーでお湯を使った状態での停電なのでわきあげも十分ではなかっと思いますが、空っぽにならないようにすこーしずつ使っていました。
42時間後の電力回復で、エコキュートのメモリは残り1個でした。
↑電力回復後のエコキュート画面
地震から学んだこと
今回、巨大地震の時は自宅で浴室にいましたが、寝ていたらもっとパニックだったかなと思います。
病院から夜勤帰りのため職場の状態も心配でしたが自家発電も動き、午後からは病院へは電力供給が始まったと知りました。
スマホは圏外になり、情報をどうやって入手するのか?が一番不安でした。私は直接職場に行って確認しました。
スマホでも携帯電話でも圏外になることは予想されていたので、情報をいかに入手するのか・・・・が今回の震災で今後につなげたいと思いました。
震源にほど近い実家では、煙突が倒壊してしまいました。
我が家は、唯一玄関になった花瓶が1つ割れた程度で物の破損はありませんでしたが、多くの方が被害にあわれたと思います。
一日も早く日常の生活に戻ることができますように・・・・頑張りたいと思います。
ブログ更新が半年ぶりで、北海道地震のブログになってしまいましたが、今もなお被災されている方、そして救助に携わっている方、ライフラインの回復に努めている方
そして応援していただいてる皆様に感謝いたします。本当にありがとうございます。
#頑張れ北海道
次ブログは、停電の時の食事の我が家の工夫です。
防災グッズ見直しもしたいと思います